人生常に下り坂

大人な子供と子供みたいな親 アダルトチルドレンとチャイルドインアダルト

 

はじめに

 あなたの家庭はどのような家庭だったでしょうか。今回は日本の典型的な昭和の核家族についてです。典型的な昭和気質の家庭がどのよう過程を経ていくのでしょうか。

 

昭和気質の家庭

私の家族は典型的な日本の昔ながらの家庭です。母親は家で家事を、父親は外で仕事をという雰囲気があります。とは言え、私が中学生くらいから共働きにはなりましたが、概ねそのような感じです。そのせいではあるのですが、極端に言うと母親は家事しかできず、父親は働くことしかできません。もちろん母親も働いてはいるのですが、なんというか毒親ならではの思考なので仕事において重要な論理的はありません。という究極の役割分担になってしまっているのですが、そうなると当然私の立ち位置としては、母親がいなくて父親がいる時は私が母親の代わりを、父親がいなくて母親がいる時は父親の代わりをしていました。と、言ってもどこの家庭でも同じかもしれませんが、夫婦共働きが当たり前になってきている今では不思議になってきているのかもしれません。だからこそなのですが、家事に仕事にと母親の負担が大きくなってきています。もちろん、父親のように男性的な思考を理解できない母親は逆に父親にとって負担になるものです(実際無視してますし)。と、一応養護しておきます。

 

父親という役割と母親という役割

 親に対して申し訳ないですが、父親には父親としての役割しかできず、母親には母としての役割ができません。だからこそ、その間にいる子供である私は必然的にどちらの役割もしなければならなくなるわけです。母親は機械に弱いのでそれは私がしなければならないし。父親はご飯の炊き方も、洗濯物全般も、電子レンジも何も使えません。ましてや料理なんてもってのほかです。

 言わば、母親がいないときの家にいる父親は父親としての役割がないわけであり、父親がいないときの母親は父親の役割を担えないわけです。言ってしまえば、子供目線から見ると親としての威厳が損なわれてしまっている状態です。だからこそ、私は父親の尊厳を損なわないように気を使いながら家事をしたり、母親がヒステリックでキレないように機械系のややこしいものは対処しなければなりません。父親は家事においてわからないことがあれば「あれがどうとか、これがどうとか」いろいろ言い訳をし、母親が機械系でわからないことがあればキレだすので中間管理職のような感じです。

 

2人の言動からわかったこと

 2人の言動から気づいたことがあります。それは2人共が失敗を恐れているということです。私は人に教えるときに失敗という言葉は使いません。なぜなら誰しも1度でできるようになるのなら苦労はしないわけです。だからこそ、知らないのなら今知れば良いし、わからないのなら少しでもわかろうとしていけば良いだけの話です。ですが、2人はわからないことを恥じ、言い訳ばかりしています。母親に限っては何度も説明しても、理解する気もないので学びません。毎回、母親は自分の操作ミスをリモコンが壊れたとか言ってキレだし、八つ当たりしてきます。正直、どちらが子供なのかわからないくらいです。

 

ん?子供みたい?

 そうです。子供みたいです。書いていて気づいたのですが、私が行っていることは言わば育児です。子供ができるようになるために自分でやらせたり、わからないことがあれば教えます。どう考えても育児です。と、よく考えると彼がやってこなかった育児を自分がしているなと。特に私が親に教える時に念頭においていることが「傷つけない」です。言い訳し始めたことに対しても全力でフォローします。まさに育児です。なぜ子供である私が育児をしているのかわかりませんが、確かアダルトチルドレン機能不全家族において子供が親の役割をする、親と子供が逆転するというものがあったので、まさにそれだなと思いました。(これを育児と呼ぶことは間違っているのですが、あえて言うのなら育大【育児+大人】でしょうか。もちろん「傷つけない」ことは重要だと思いますが、私は親に対しての恐れから気遣って言っているので本当は間違った指導です)

 

時代の変化

 昭和気質の核家族であると、子供の役割が母親と父親のハイブリッドになるのではないかと思いました。とは言え、これにも少し仕方ない部分もあります。昭和気質の核家族と言えども、夫婦共働きが主流となりだしたのは最近?であり、親は男は外で働いて、女は家で家事という時代を生きてきたわけです。しかも、日中ずっと働いている父親が家事なんてできないし、家事や育児をするのも基本的に母親がしているわけです。そうなると当然お互いがお互いの役割を行うなんてことは難しいであろうことは理解できます。だからこそ、夫の家事手伝いが当たり前となりつつ現代において、家事ができない父親というものはある意味異端になりつつあり、尊厳というものもなくなってしまっているのかもしれません。

 

仕事も家事もできるように

 だからこそ、これからの時代は「主夫」という言葉が出現したように、家事も仕事もできるハイブリッド親が主流になっていき、毒親というものも若い世代を中心に減少していくのではないかとも思っています。とは言え、そういう昭和気質の核家族の文化がなくなりつつあるせいで、離婚率も高まっているのではないか?という疑問もありますが、どちらかと言えば昭和気質の男性が家事ができないということが浮き彫りになってきたのかも?とも思います。

 

おわりに

 このように核家族において、父親が元来の父親としての役割だけ、母親が元来の母親としての役割しかしなければそのツケは子供に行くわけです。もう少し付け加えると、毒母親というのの存在を許してしまっているのは父親です。以前にも言いましたが、言わば、父親の家事不参加は現代においてはやってはいけないことです。育児が終わると女性はまた社会に復帰しようとします。そうなった時に家事に加えて仕事もとなると母親の負担が大きくなりすぎます。そうなると当然ツケが子供にくるわけであり、本来夫が聞くべき愚痴も子供が聞かなければならなくなるわけです。このようにして、機能不全家族毒親ができあがります。もちろん毒親の親も毒親であるし、両親が共依存であるかもしれませんが、どれかが原因ではなく全てが原因であるわけなので、1つでも失くしていけば少しはマシになるのではないでしょうか。